November 18, 2020

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 年上の女性に寄せる恋心。

 そんな素敵な想い出は誰にでも少なからずあるだろう。


 もたげ始めた少年・青年の恋愛への憧れ、異性への高まる興味。

 それは禁断の木の実だ。

 「まだ子供っぽい」と、成長の早い女性からすれば男はたいてい軽くあしらわれてしまう。わずかの歳の差でも女性は早く大人になる。


 それでも恋に恋をして、男は年上の女性への思慕を募らせる。

 そんな感情は歳をとっても残る。



 いくつになっても、年上の女性に憧れるような気持ちは男にはあるものだと思っている。

 今、海外サイトなんかを見るとMILF なんてのがキーワードで上位に来る。

 先進国は高齢化が進んでいるはずだ。

 なのになぜこんな若々しいキーワードがくるのかw。


 別に世の中、マザコンばかりというわけではない。

 自分が年上の女性に「愛のてほどき」を受ける、そんな夢は歳をとってもみなが持っているものだから。

 そこに投影するのは若い自分なのだろう。



 女性は早く大人になり、大人の男、成熟した歳のいった男を求めたりする。若い男をそっちのけ、年上の男性に入れ込んだりする。

 やがて、その女が歳をとれば若い女性にはとうてい叶わないことを思い知ることになる。

 かつてはそうやって自分も一人前の男性を手玉に取っていたのだ。

 そうして自然と、妙齢の女性が若いツバメを求めたりするのは何かのバランスなのだろう。


 だから若い男が年上の女性にときめかせられるというのは普通だし、そういう経験はたいていの男にある。



 

 映画はダスティン・ホフマンの「卒業」の方がセンセーショナルに感じる。

 それだけ 「卒業」という映画が金字塔だったのだろう。

 これは「愛の手ほどき」というところがテーマだ。そういう目で見るとエロチックさを感じる。


 青年の欲求が前面に出ているところがエロスなのだ。

 こういう「手ほどき」というのもごく基本的なところだ。

 描かれる切なさも男としては共感してしまう。

 

(19:25)
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